当院について
院長ごあいさつ
このたび、山形市小姓町に、「真理子レディースクリニック山形」を新たに開院するはこびとなりました。
山形で開業医として尽くした祖父の傍らで、「私もこのような温かい医者になりたい」と感じた幼い日。山形の皆様に育てられ、助けられ、ここまでやって参りました。
医師になって18年経った今年、私の中で、潮が満ちた様に、ようやく機が熟しました。 自分ならこうして欲しい、こうあって欲しいということをできる限り取り入れ、建物、診療内容も十分熟考いたしました。
私自身、一人の人間としてもさらに心を高め自分を磨きますとともに、これからも日々医師としての技量と人格の向上に努めることを、皆様にここでお約束いたします。
皆様のホームドクター(家庭医)としてお役に立てましたら。と思います。
2005年6月 伊藤 真理子
院長紹介
生まれと育ち
昭和35年生まれ
本籍 山形県(生まれてからこれまでずっとです)
住所 山形県 山形市
家族 夫(整形外科医師)と3人の子供。
私のルーツはずっと山形です。
経歴
昭和61年(1986年) 山形大学医学部卒業
済生会横浜市南部病院で初期研修(産婦人科、麻酔科)後、
横浜市立大学医学部附属病院に勤務
平成2年(1990年) 山形大学大学院入学
山形大学医学部附属病院(助手)勤務を経て
平成12年(2000年) 篠田総合病院医長
平成17年6月(2005年) 真理子レディースクリニック山形を開院
専門医
母体保護法指定医師
日本産婦人科学会 専門医
日本医師会 認定産業医
日本禁煙学会 認定指導医
日本骨粗鬆症学会 認定医
日本思春期学会性教育認定講師
山王会(山形大学医学部産科婦人科学教室同門会)理事
日本生殖医学会 会員
日本女性医学学会 会員
日本東洋医学会 会員
サイエンス漢方研究会 会員
所属学会 各学会につきましてのホームページは「リンク」しております
開院17年目を前に
また一年が過ぎようとしています
2月 凍てつく雪の日 最愛の父が旅立ちました。夜中に転んで、、その後も歩いて病院から戻ったのですが、その日の夕方私の腕の中で動かなくなり救急車に助けてもらうことになりました。10日余りの入院でした。少し前に楽しくクリスマス年末年始を家族で過ごせたばかりでしたのに、、、でもそれが最後の楽しい思い出として救いになっています。 幼い頃からの父の姿や声が走馬灯のように流れています。今でも
命について 深く考えつづけた年でした。
命に関わる仕事に向き合えることを 改めて幸せに感じております。
医学は日々進歩しています。
現代に生きる皆様は 現時点での最高の治療を受ける権利があります。 とても幸せなことでしょう。
ここ数年で 【生理痛】は痛み止めだけで我慢しないことが推奨されています。新しい治療法も数多く出て参りました。つらい生理痛をそのままにしておくと 将来70%の方が【子宮内膜症】になるとわかりました。子宮内膜症は生理痛が激痛になるばかりか将来の妊娠にも関わって参ります。早めに治療致しましょう。 生理痛は万病の元です。高血圧や狭心症/心筋梗塞など一生涯の病気につながることもわかって参りました。
予期しない妊娠が起こらないように 【緊急避妊(アフターピル)】は女性全員に知っていてほしいことです。妊娠するもしないも これは女性自身がご自分で決める権利です。
防げる病気も増えています。
子宮頸がんは 性交渉で【ヒトパピローマウイルス】に感染することが原因です。残念ながら現在ウイルスの治療薬はありませんが、予防注射は存在しています。コロナワクチン同様、全ての女性がこの予防注射を無料で接種できるような国になってほしいものです。男女ともに無料で接種できる国もあるのですから。
身体や心の調子が不安な時 どうか我慢はせずに御相談くださいませ。
コロナ感染対策を十分しつつ 皆様をお待ち申し上げております。
2021年11月
クリニック13年を迎えて
お陰様で平成30年6月3日でクリニック開院13年となりました。
ひとえに皆様に支えていただいた御陰と、心より感謝申し上げます。
思いかえせば、いたらない点も沢山あり、心苦しく思う日も少なくありません。
受付時間を短縮したこと。相変わらずお待たせしてしまうこと。寒い中暑い中、玄関が開くのをお待ちいただくこと‥‥…。
これから先も、私達が心及ばない点を、皆様からの御要望、御提案や問題御指摘としてございましたら、クリニック玄関に備えています『メッセージカード』を引き続き御利用の上、御意見をお寄せ下さると幸いです。
今一緒にいるスタッフは、皆長く一緒に過ごしているくれている、笑顔の素敵な優しい方達ばかりです。皆様のメッセージにより私は幾度となく励まされ、クリニックが成長する糧となって参りました 。月に一度木曜日午後にスタッフ全員が集まり暗くなるまで勉強話し合いの場としております。メッセージカードもその場で話し合い、その後の改善につなげております。
今後とも、受診しにくい産婦人科の窓口として成長し続けたいと思っております。
この13年の間に家族も成長しました。小学生だった次女含め、二人の娘はまだまだ学生です。長男は社会人3年目で良医になるべく研修中です。子供達のお弁当作りもようやく卒業しました。
子供達の手が離れると途端に気になるのが両親達です。平成30年2月に残念ながら、義父が長患いの末に亡くなりました。父は90歳になりました。2人の母たちは幸い元気でおりますが、もっともっと親孝行したいと考える毎日です。
私自身は、ますます診療と勉強に力を注ぐ時間を増やすことができそうです。
一昨年に骨粗鬆症学会認定医。昨年は日本禁煙学会認定指導医になることができました。参加学会が増え、土曜日の休診などで御迷惑をお掛けし、申し訳ありません。
診療時間変更のアナウンスはホームページに必ずアップ致しますので、来院前に御確認いただけましたら、、、。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
平成30年7月
伊藤真理子