診療について
お子様をご希望される方へ
一般検査
- 1:血液検査 ホルモン その他 ( 月経直後がベストです )
- 2:超音波エコー検査 子宮 や 卵巣の形 を調べます 膣内に超音波装置を挿入して、子宮や卵巣の状態を画面でみます。 子宮内にある子宮筋腫、子宮腺筋症や卵巣嚢腫などが診断できます。 また 卵胞の発育や子宮内膜の程度を知ることができます。
- 3:子宮頚がん検査
- 4:感染症検査 細菌培養検査(おりもの)クラミジア検査(おりもの)
基本検査
基礎体温・・・毎朝、寝起きに記録してもらいます。
グラフは毎回の診察日に受付に提出して見せて下さい。
基礎体温からわかること
1:排卵しているかどうかが分かります
2:毎月のパターンから排卵日の予測ができます
3:黄体機能不全かどうか(高温期の期間と温度差などから)
4:その他
尿中LH検査 = 排卵チェック
排卵日の前の日頃に一時的にピークを作るホルモンの尿検査です。
ご自分でも、家で検査してもらえますので、是非とも覚えて頂きます。
子宮卵管造影
月経直後に行うX線検査です。(天童市民病院など 他院へ紹介致します)
子宮頚管の入り口から造影剤を注入して、まず子宮腔の形を見ます。
続いて造影剤を流して卵管の通過性を調べます。
この検査で造影剤を流すことで卵管が通り、治療を兼ねることもあります。
お腹への造影剤の流れ具合から卵管采周囲癒着の程度などもわかります。
精液検査
・・・男の方の検査はこれだけです。早めに受けてください。
当クリニックで検査します (精子を顕微鏡で御覧いただきます)
不妊症の30~40%を占めますので、きわめて重要な検査です。
精液検査は、精子濃度・運動率・形態などを正確に調べます。
精液検査には4~7日間の禁欲期間があることが望ましいです。
フーナーテスト
排卵日頃の朝に性交して、頚管粘液中に精子が進入する事を確かめる検査
前夜にタイミングを持って翌朝一番の診察でも大丈夫です。
子宮内に精子が入って行かなければ人工授精の治療が必要です。
(人工授精 は当クリニックで行います)
頚管粘液検査
排卵日近くに子宮と膣とを結ぶ子宮頚管の粘液が水様透明になります。
粘ちょう性や粘液の性状の変化をその場で顕微鏡で調べます。
モニター = 経膣超音波検査
卵胞(卵の袋)の成長
子宮内膜の厚さを超音波検査で必要に応じて見て参ります。
精液検査
当院では、まずはじめに御主人の検査もおすすめします。
お子さんができにくい方の三人に一人以上は男性に原因があると言われているからです。
これまでお子さんがいらっしゃる方であっても、お仕事の疲れ、ストレスなどで数年前と状態が変わることは良くあります。
検査
自宅採取又は、院内採取していただきます。(詳しくはクリニックでご説明いたします)
★ 当クリニックでは、院内で検査いたします。
お値段
保険診療です。(ご主人自身の保険証をお持ちください。)
診察料(初診料)+検査料(精液検査)=約1,500円
3割御負担の場合
2019.2月現在
正常( WHO基準 ) | |
量 | 2~5ml |
濃度 | 2000万/ml以上(1ml 中の精子の数 ) |
運動率 | 50% |
奇形率 | 10%以下 |
色や臭い | 白い&臭い |
感染の有無 | 白血球が多いと感染が疑われます |
〔 B 〕結果
1 ) 細菌の感染が疑わしいとき : 抗生物質での治療を行います。
2 ) 精子が少ないとき :
( 軽症 ) 飲み薬での治療は行います。
漢方薬 補中益気湯
錠剤 血のめぐりを良くする薬
( 重症 )泌尿器科の中でも、精子に詳しい医師を紹介致します。
( さらに精密検査をしてもらいます)
人工授精について
対象
●なかなか自然に妊娠に至らない方
●希望される方
●精子が少なめの方
●ヒュウナーテストで(-)の方
費用
保険診療
方法
事前に、超音波モニターで排卵日前に施行日を決めます。
(卵胞の大きさと 子宮内膜の厚さなどを超音波で見ること)
当日
ご主人:精子を採取していただきます(院内又は、ご自宅で)
まず、クリニックですぐに検査いたします。
Swim up法、濃縮、洗浄法など前処理を必要とする場合もあります
奥様:超音波で排卵前であることの確認を致します。
予め抗生物質を内服していただきます。
必要な方は 排卵を促すための筋肉注射をいたします。
方法
必要な処理後の精液を注射器につめます。
その先についた柔らかいチューブを 7cm程度、子宮内に入れます
子宮内にゆっくり精子を注入します
その後、30~60分ほど腰を高くしてお休みいただきます